a / an の使い分け

似たもの表現(使い分け)
1.使い分けの基本ルール
2.基本ルールの例外
3.使い分けのルール(おさらい)
4.ポイント確認クイズ

:1つ/人/匹など、人やあるモノを単数として表現するときに必要な「1」を意味する a / an を使い分けるためのルールを確認しましょう。

★★使い分けの基本ルール★★
次に続く単語のつづり(スペル)ではなく、発音が母音で始まるのか、子音で始まるのかで区別する。

■発音が母音で始まる単語
→”an”を使う

■発音が子音(=母音以外)で始まる単語
→”a”を使う

ーーー
「母音(ぼいん)」とは
:日本語では「あ、い、う、え、お」の5つですが、英語では母音の捉え方の方式によって数に違いがあるようで、24つ以上はあると言われています。

覚える必要は勿論ありませんが、基本的には、a、i、u、e、o、の音と、その長音(伸ばす音)や、それらの組み合わせた音であると、認識頂いていいかと思います。)
ーーー

では、それぞれのルールを個別に確認しましょう。

●”a”を使う場合
:子音で始まる単語の前に使う。
例)
a car
a new car
a song
a beautiful song
a bird
a little bird

 

●”an”を使う場合
:母音で始まる単語の前に使う。
例)
an apple
an egg
an old house
an important thing

 

 

★★上記基本ルールの例外★★
基本ルールが当てはまらない例外がありますので、以下2つを知っておくと便利です。

■1:頭文字がhでも発音されず、次の文字の発音が母音となる単語
→ ”an” を付ける。
例)
●hour 「アワー」(名詞)
:(時計の単位としての)時間
→ an hour : 1 時間

●honest「オネストゥ」(形容詞)
:誠実な
→ an honest person : 誠実な人

 

■2:頭文字が母音でも、発音が子音となる単語
→”a” を付ける。
例)
●used「ユーズドゥ」(形容詞)
:中古の、使った
→a used car

●one-man「ワンマン」(形容詞)
:一人だけの/だけによる
→a one-man show

 

★★使い分けのルール(おさらい)★★

■anを付ける
・発音が母音で始まる単語
・スペルは母音始まりではないが、発音が母音始まりの単語

■aを付ける
・発音が子音(=母音以外)で始まる単語
・スペルは母音始まりでも、発音が子音の単語

 

 

●Quizでポイントを確認しましょう!
:a/anの使い分けの確認クイズです。
※解答はページ最後に掲載しています。

1.( ) standard
2.( ) new standard
3.( ) universal standard
4.( ) unbelievable thing
5.( ) one-year-old boy
6.( ) honorable leader
7.( ) house
8.( ) old house

●プラスアルファのお役立ち確認ポイント
:本記事の記載に当たって調べた英英辞書から、参考になった箇所を抜粋しています。

ご参考までに、また英語の練習がてら、こちらも確認いただくと、初めから英語で読むよりも、記事内容をお読みいただいた後に読むことで、英語の説明でも理解しやすく感じて頂けるかと思います(*^^*)

お時間がある方は、是非、ご一読くださいませ♪

Cambridge Learner’s Dictionaryで”a”を調べると、トップに乗っている定義は以下の通りです。
→used before a noun to refer to a single thing or person but not a particular thing or person or not one that you have referred to before

Cambridge Learner’s Dictionaryで”an”を調べると、トップに乗っている定義は以下の通りです。
→used instead of ‘a’ when the next word starts with a vowel sound

●Quizの解答
1.(a) standard
2.(a) new standard
3.(a) universal standard
4.(an) unbelievable thing
5.(a) one-year-old boy
6.(an) honorable leader
7.(a) house
8.(an) old house

コメント

タイトルとURLをコピーしました