子どもに「怒鳴って怒ってしまう」~やめるヒントが見つかった!~

元気充電!

ひさびさに母親として自己嫌悪に陥りましたよ。。。私は(._.)

一方的になってしまう「怒鳴る、怒る」ではなく、「会話として」「話を聞く、叱る」が実行できませんでした。。。

ほとほと自分が嫌になり、力なくボーっとしながら家事を済ませ、PCに向かって作業をしようとした時、ふと思ったんです。

『そーいえば、アメリカでは/アメリカの親って、子どもに怒鳴ってるとこほとんど見たことないなー』『なんであんなにいつも言い聞かせるように話しかけて叱れるんだろう』『なんで怒鳴ることがほぼなく子育てできてるんだろう』って。

でPCに向かったついでだし、と、ちょこっと検索してみたら、、、
・富裕層であるほど怒鳴らないけど、貧困層の家庭では酷い虐待に当たるようなことが日常的に行われることは現実では起こってる
・日本人が関わるのは貧困層の家庭が極端に少ないから「怒鳴らない」印象があるだけではないか
・アメリカ社会、特にビジネスの社会では、「怒鳴る」=感情コントロールができない=仕事の能力がない、という致命的な評価になるので、富裕層ほど子どもに怒鳴りつける関りはしないのではないか

などなど情報が出てきました。

確かに私の長くないアメリカ滞在期間を振り返っても、子どもが家庭でも公共の場でも、叫んだり、怒鳴ったりする行為って、日本のそれよりずっと良くないこととして捉えられているし、(「子どもだから」で済まされる程度が違う)だからこそ、保育園なんかでも、叫んだり怒鳴ったりすると、すぐに大人が反応して、根気よくお話しして静めてあげていたな、と思い出しました。
(日本だと、いつまでも叫んでたり怒鳴ったりしてる子って、「しばらく放っておきましょ」みたいに一旦放置することって結構見受けるよな。。。と。)

まぁ、あくまでも私個人のボヤッとした印象でしかないんですが。

だからと言って、アメリカの子育て事情を調べてみようと思ったわけではなく、とにかく子どもの一言に瞬間的に『ピキッ』『イッラ~!』と来て『噴火』する如く『怒る』自分のこの【怒り】を何とかしてコントロールせにゃいかん、と危機的に感じた訳です、今回の私は。
(そういえば最近『噴火』することがめっきり減っていたので、余計に危機感を感じましたね。)

とはいえ、アンガーマネジメントと言われる「数字をカウントする」とか「その場を一時離れる」とかいったものを再度確認する気にもならず、PCの検索結果の一覧を何気に見ていると、【怒らない技術】というワードが目に入りました。

記事は、プレジデントオンラインのモノでしたが、その中で、私が忘れていたことを思い出させてくれるものがあったんです!

『なぜ子どもは、そのような言動をしたのか/しているのか』という『【理由】を本人に確認する』という作業です!

もうどれくらい前かも忘れてしまっていましたが、夏休みに入る前なので、少なくとも3か月以上前、

今回と同じように『なんでそんな当たり前の事、かつ小さい頃から教えられているはずの事をしない/できないのか』とショックと怒りと疲れが一気に押し寄せることがあって、『何言ってんの!』『一体どこからそんな考えが出てくるんだ!』とひどく怒ったことがありました。

怒った後、よくよく話を聞いてみると、子どもが使っていた言葉は、子ども自身の思い・考えを伝えるには不適切だったり不十分だったことが分かりました。その子どもの言葉をそのまま受け取って、『噴火』してしまっていたわけです。私は。

そもそも、『怒鳴られるから思考が混乱しちゃう』という悪影響が第一にあることは確かだと親の私が自覚した上で、次の事に気づきました。

家の長男の場合、
●『聞きかじった言葉の意味があいまいなまま使ってしまう』
→意味が通らない時はまだいいが、相手に反発する意図があると捉えられてしまう言葉の場合は、コミュニケーションが混乱してしまう。

ということを、私は以前認識できて、これからは、長男の口答えや反論を聞いたら、まずは『そう考える/言える理由は何か』と【長男の言動の理由】を確認せねばならない、と強く想ったはずでした。

でも、今日はそのことをすっかり忘れて、長男の言動に『それは無し!受け入れられない!』『人として基本だと教えてきたはずなのにそれは何だ!』と瞬間的に怒りが湧いて、怒鳴ってしまいました。。。

子ども達を学校へ見送った後、私は苛立ちやら自己嫌悪やら『何故なんだ』と困惑やら、感情的にひどく疲れてしまっていました。

でも、たまたま何の気なしに検索した中から目にした記事で、自分が忘れてしまっていた子ども達に対する親としてするべき/したいと誓ったはずの対応を、思い出せた訳です!

空手を始め出した息子達と一緒に、私も4か月前から始め、先輩ママに教えてもらったように、『空手ノート』なるポイント復習・備忘録のために記録してきていますが、

私には正に『育児・親の心得ノート』を記録する必要があるな、とようやくですが、実感しました。今日、、、(子ども達からしたら『遅いよ、、、』でしょうね)

そう、忘れてしまうんですよ!私は。
心に刻んだつもりでも、忘れる。

だからこそ、気づいた時に、思い出したこの日に、子どもにとって有効でかつ自分に無理なく実行できそうな方法として、親である自分の態度・アプローチをメモしておこう!と思いました。

で、この記事を書いている途中でしたが、ノートにメモリました!!

その内容は、この記事の最後に画像にして貼り付けたいと思います。
(ノートの空間を使って何をどうやって書いたのか、までお伝えしたいなぁと、なんとなく思ったもので(;^ω^))

その最後に行く前に、今朝の出来事がどんなものだったか、軽くお伝えさせてくださいね。

ホントに些細でくだらない事ですが、、、

長男(小3)と次男(小1)の学校へ行く支度として着替えをしている最中のやり取りを、私は母として片付けをしながら背中を向けて聞いていました。

次男「わざとぶつかるなよ」
長男「わざとじゃないよ」
次男「嘘つくな」
長男「は?嘘じゃないし」
私「わざとでもわざとじゃなくても長男くんがぶつかった事は確かなんだから、次男くんにまず言うべきことがあるでしょ」
長男「わざとだと思ってる奴に謝ったって通じると思いますか?」
私「。。。自分が言ってること分かってる?!」「今までお母さんが言ってきたことが何もわかってない!」「ぶつかって謝らないなんてありえない」「相手に通じないからとか言い訳にもならない理屈をこねる何てなんなんだ!」※と私の怒りが爆発。

<私が爆発後、長男と話しをしていて分かった事>
●長男の思い
:「謝ったって、どうせその謝罪の言葉さえ信じてもらえないんだから、謝る意味がない」と思っていた。
→次男にしょっちゅう嘘をついて嘘つきと呼ばれることが面白くなく、今回も謝る気になれなかった。

⇒次男を馬鹿にしてさらさら謝る気がない、というような私が想像した気持ちでいた訳ではなかった。
※「何かを言っても信じてもらえない」と不安・不満に思うから謝りたくなかった。

●私の思い、というか感情
:「間違ったことをしたら謝る」という当然のこともできないのはけしからん!「自分の子に限って何でそんなことも分からんのか!」「自分の子はそんなアホじゃないはず」と瞬間的に沸騰して怒った。
→そうした自分の思い込みやら、期待やらで一杯になってしまったがために怒る・怒鳴ることになった。

⇒「謝りたくない」長男が次男を馬鹿にし、かつ、今まで教えてきた「間違えたら謝る」という当然の事をしようとしない、「こんな子じゃないはず」と思い込みや期待から怒るんじゃなく、
『何故「通じない」と思うのか』と長男の発言の意図を確認するべきだった。

もし、私がカッとせずに、『「通じない」ってどうゆう意味?』『なんでそう思うの?』と長男に聞けていれば、

・「ぶつかったら、わざとかどうかは関係なく、一言謝るのが当たり前」
・「相手が許すかどうかで謝るかどうかを決めていいものではない」
・嘘つき、と呼ばれて嫌なのはわかるが、最近嘘をつくことが多く次男も嫌な思いをさせられてるからそれは、長男自身が招いたこと。嘘をつかずに過ごして次男から信頼回復するしかない。

と静かに話しをして終われたはずなんです。長男を非難したりせずに。。。

それから、長男の『言葉』については、

「(あいつには)通じない」という言葉は、
私にとっては、
『相手を馬鹿にしている』ということに捉えられるけど

長男にとっては、
『どうせ聞いてくれない、許してくれない』って意味だったようなんです。

だからこそ、やっぱり、その言葉を使っている意図・理由を長男にしっかり確認してからでないと、
『叱る』ポイントがズレちゃうんだなと、思いました。

という訳で、今日の私の学習です。

『(親として納得いかない子どもの言動には)何か理由があるはず』と反射的に考えて、子どもに問いかける事!

そうすることで「怒る」「怒鳴る」ではなく会話を通した「叱る」が出来るはず!!
と、かなり未来が明るく感じた私でした☺

ではお約束の私のノート再現画像と共にこの記事の締めくくりです。

追伸
今回何気に目を通したプレジデントオンラインの記事、『怒る』『怒鳴る』をやめたい親御さんには、参考になる情報が沢山あるように感じました。

「自分に合うな」「取り入れやすそうだな」と感じたことを1つでもやってみると、きっとヒントが見つかるように思います☺

『良い母親』って何だろう、とか、母親としての自分自身に自信がなくなってしまうような気分の時は、こちらのサイト内の”元気充電”カテゴリーの関連記事ものぞいてみてくださいね!

皆が、それぞれ穏やかに、納得できる「親」として日々頑張っていけますように!!

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