“know” “know of” “know about” 違い

似たもの表現(使い分け)
1.ニュアンスの違い
2.例文で確認しよう!
3.まとめ

『それ知ってる!』『あの人知ってる?』『その事知ってるよ』などなど、日頃から「知っている」という言葉はよく使いますね(*^^*)

そして英語でも中学英語からなじみ深い”know”がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか?!

でも、”know”だけで表現できる場合とそうでない場合があるんです(>_<)

どの程度知っているのか、によって”know”を使い分ける3つのパターンの表現がありますので、ここで確認し、これから適切な場面で使えるようになってしまいましょう♪

■■ニュアンスの違い■■

know ~
=(実際の経験・接触から)~を知っている

※訪問や面識の経験・接触:あり

※知っている程度:実体験に基づく詳細

①(人と)面識がある

②(行った事した事があるから)実際によく知っている

 

know about ~
=(間接的な知識や情報から)~を詳しく知っている

※訪問や面識の経験・接触:なし

※知っている程度:周辺を含んだ詳細

面識はないけど/②(実際に行った事もした事もないけど)色々な事を調べて詳細に知っている

 

know of ~
=(実際の経験・接触はないけど)~一部(存在や名称程度)は知っている

※訪問や面識の経験・接触:なし

※知っている程度:限られた一部のみ

面識はないけど/②(実際に行った事もした事もないけど)なんとなく噂程度で知っている

 

次は状況毎のそれぞれの表現を例文で確認してみましょう!

■■例文で理解しよう!■■


▶例1.
『ねぇ、この英単語の発音の仕方分かる?』
なんてお子さんに聞かれたら、、、あなたの答えはどれになりますか?

A. I know that! 
=分かるわよ!
※(実際に発音したことがあるから)よく知っている、というニュアンス。
 
B. I know about that.
=(結構詳しく)分かるわよ。
※(よく勉強しいる/してきたから詳細に)知っている、というニュアンス
 
C. I know of that.
=なんとなくなら分かるわよ。
※(もう随分勉強から遠ざかってるから)ぼんやりとなら知っている、というニュアンス
 

 


▶例2.
『今日はプログラミングを勉強したんだよ!』『プログラミングって知ってる?』
と聞かれたら。。。

A. I know it! 
=分かるわよ!
※(実際に仕事や趣味でしているから/したことがあるから)よく知っている、というニュアンス
 
B. I know about it.
=(結構詳しく)分かるわよ。
※(興味があって調べたことがあるなど知識として詳しく)知っている、というニュアンス
 
C. I know of it.
=なんとなくなら分かるわよ。
※(名前やそうした技術があるという事実を)ぼんやりとなら知っている、というニュアンス
 

 

▶例3.
『今日、駅前でタモリを見たよ!』
と旦那さんが興奮気味に話したら。。。あなたの回答次第で会話の弾む方向が全く変わりそうですよね(^^♪

A. Honestly, I know him! 
=実は、彼とは知り合いなのよ!
※(実際に面識や関りがあって)よく知っている、というニュアンス
 
B. Oh, I know about him.
=(あぁ~彼ね)知ってるわよ。
※(TVや雑誌などを通して、知識として詳しく)知っている、というニュアンス
 
C. Umm.. I know of him.
=(う~ん、、その人なら名前くらいは聞いたことがあって)分かるわよ。
※(名前や存在を)ぼんやりとなら知っている、というニュアンス
 

 

いかがでしょう?
それぞれの表現の違いが分かりましたか?

■■まとめ■■

以下の順番で、知っている程度が浅くなっていく表現ということになります。

know ~
=~を実際に良く知っている

 

know about ~
=~を間接的に詳しく知っている

 

know of ~
=~一部(存在や名称程度)はなんとなく知っている

 

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