子どもの歯磨き 一日の仕上げ磨きの負担減&虫歯予防でハッピーに♪

雑記
■1.歯磨きの最適なタイミングとは?
■2.歯磨きの最適なタイミングは「人/家庭によりさまざまでいい」という理由・根拠
■3.仕上げ磨きの負担減や虫歯予防に必須の三大ポイント!
■4.おまけ

子どもの歯磨きって、分からないことだらけだなぁ、、、と感じませんか?
やり方はなんとかなるとしても、頻度やら、一日のタイミングやら、、、

恐らく多くのご家庭で少なくとも幼稚園~小学校低学年頃までは親御さんがお手伝いしていると思うんですが。

歯磨きさせる/するべき頻度やタイミングに関して、「これでいいのだろうか?」とか「あ~、食べてこんなに時間たっちゃったけど、今さら歯磨きさせる意味ある?」とか、モヤッとすることありませんか?

我が家なんかはまさにそうで(そうだったので)、とことん調べた時期があって、モヤモヤを解消してから歯磨きの習慣をストレスフリーな状況で作り上げたので、ここの記事では、【子どもにとっての歯磨きの最適なタイミング】についてシェアさせて頂きたいと思います♪

日々モヤッとしたものをお感じの忙しいあなた!あなたの参考になれば嬉しいです♬

■1.歯磨きの最適なタイミングとは?

調べてみるとビックリするほど諸説ありました。(;’∀’)
「答えが見つかった!」と思ったら、「いや、そうでもないのか?」としばらく正解が見つけられず苦労しました。(つд⊂)エーン

例えば。。。
歯みがきのタイミング諸説
・食後すぐ
・食後3分以内
・食後30分以内
・食後30分以降

歯みがきの回数諸説
・毎食後3回
・毎食後3回+おやつ後1回
・寝る直前の1回
・寝得る直前の1回+朝起きた直後

でも苦労した甲斐あって、「なるほどね!」と納得できる正解を見つけられました(^^♪

ズバリ、歯磨きの最適なタイミング(食後何分後か)とは!

人/家庭によって、更には時々によって、食後どれだけ時間が経とうと、磨きさえすれば良いのです!!

 

わ~いヾ(*´∀`*)ノ
そうなんです♪「このタイミングでないと虫歯になって大変!」なんていうことは、実はないってことなんです(*^-^*)

ただし、次の条件付きでね(^_-)-☆

朝食後寝る直前の歯磨き

 

つまり、一日に少なくとも2回、歯みがきをしっかりすればよい!ということになります。

これなら、忙しいママやパパ、ジジ、ババには朗報ですよね(>_<)

■2.歯磨きの最適なタイミングは「人/家庭によりさまざまでいい」という理由

「そうなのね♪」と安心できても、「でもそれってなぜなの??」とか「ほんとに?」「何を根拠にそう思っていいの?」ってなりますよね。。

そこで、ここからは 私が納得した理由を3つお伝えしますね!

★理由1.
虫歯の原因となる歯垢(しこう)が、歯の表面に付着し始めるのは、食後8時間ほどである。
食後すぐに急いで歯磨きをせずとも、8時間という長時間の猶予があると考えることができる♪

※歯垢
:虫歯の原因。
:虫歯菌(ミュータンス菌)が口の中で増殖しネバネバとした白い粘状のもの。
:口の中の食べかすを栄養源として、歯の表面に付着・増殖しながら酸を生成する。
(この酸によって、歯の表面(カルシウム)が溶け始める=専門的には「脱灰(だっかい)」という。
※これが初期むし歯と言われるむし歯の始まり。
※食事や間食をする度に、この脱灰という現象が起こる。

 

★理由2.
環境が整っていれば、歯垢による初期虫歯は、自然治癒が可能な段階の虫歯である。
歯磨きのし忘れ  即『虫歯』

その環境とは、、、
●少なくとも、朝食後+寝る直前の歯みがきの習慣があること。
口の中の歯垢が長時間残ったり、増殖することを防ぐ

間食、おやつの時間がだいたい決まっていて、ダラダラと食べる習慣がないこと。
→食事や間食、おやつなど後に、唾液が口の中に十分いきわたると、食べかすを洗い流してくれる。=唾液の浄化作用
→そして、食事中の脱灰によって歯の表面から溶け出たカルシウムを補給・補正してくれる(専門的には「再石灰化」という。)=唾液の再石灰化作用
※食後約40分で、唾液が口の中にいきわたることで食後、脱灰により酸性(pH5.5以下)となっていた口の中が、中性(pH6.5以上)に戻り、再石灰化が進む環境になる。
※だたし、食事の回数や間食が多かったり、ダラダラと長時間食べることが習慣化していると、唾液の浄化作用・再石灰化作用が働かなくなり、むし歯が進行しやすくなってしまう。

 

★理由3.
睡眠前に歯磨きをすることで、睡眠中は、食べかすや歯垢が極力少ない状況に保つことができる。

睡眠時の口の中は、唾液分泌量が極端に下がり、むし歯菌や歯垢が活動しやすい環境になってしまうので、睡眠前の歯磨きは重要!

※唾液の通常時の分泌量が1時間あたり平均19mlに対して、睡眠時は1時間当たり平均2mlと、1/9以下の量になってしまうんだそうです。

 

■3.仕上げ磨きの負担減や虫歯予防に必須の三大ポイント!

■2.の4つの理由から、私が判断して実践してきている子どもの歯磨きに大切なポイントは3つです!

その1.

『食後すぐ』のタイミング必須、という神話に惑わされない!!
:食後すぐに歯磨きができれば理想だか、思うほど心配せずとも、時間が空いてしまっても、できるタイミングで食後の歯磨きをして、食べかすや歯垢を除去すればよい

 

その2.

虫歯予防には、タイミング より 食事・間食のリズム を重視しよう!
:どのタイミングで歯磨きをするべきかというより、食事や間食のリズム(量・時間帯)に気を遣い、決まった時間に食事・間食をとるように心がける!

 

その3.

就寝前の歯磨きを習慣化しよう!
:夕食後、望ましくはお布団に入る直前の歯磨きは必須の習慣とすること!

 

おかげさまで、我が家では、子どもたちの仕上げ磨きをする大人は、さほど時間を気にせず、かなりストレスフリーで歯磨きと向き合い、子どもたちはむし歯ゼロで過ごせています♪(現在息子は9歳、7歳)

いかがでしょうか?
歯磨きをさせる⇒仕上げ磨きをする、という負担は、タイミングや頻度に関してのポイントを理解すると、グッと軽いものに感じてきませんか?

家庭の生活リズムや時々の状況に応じて、歯磨きや仕上げ磨きのタイミングは調整可能だということです!!

そうと分かれば、焦りやバタバタ感を持って生活する負担は減るし、虫歯予防も変わらずできる訳ですね!

子どもも、大人も、両者ハッピーな状態でで歯磨きの良い習慣で生活したいですね☺

■おまけ
『歯磨きは食後すぐはいけない説』もよく見聞きするのですが、私が納得しなかった理由があるので、ご心配になってしまう親御さんがいないように、また参考にして頂けるように、記載させて頂きますね。

この説の根拠は、『酸性の物を食べたり飲んだりした後の口の中は強力な酸性となる→歯の表面がもろくなっている→そこへ歯みがきで傷つけることになるからダメ。というもののようです。

でもね。歯医者さんや歯磨き粉を作っている有名なメーカーさん、日本学校歯科医会、日本小児歯科学会なんかでは、その説を否定してるわけです。

『そんな強力に歯をもろくさせてしまう酸性の食品は早々ない。むし歯のことを考えたら食後直後でも問題なし』とのことでした(*^-^*)

 

参照URL
1.厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット 歯・口腔の健康
2.日本歯科医師会
3.い~でんたるへるす 日本アイ・ビー・エム健康保険組合 予防歯科監修
4.歯の辞典 オーラルペディア アパガード(歯磨き剤)の開発を手掛けた株式会社サンギのサイト

5.一般社団法人 日本学校歯科医会

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