”like to 動詞原形”と”like 動詞ing” 違い

似たもの表現(使い分け)
1.ニュアンスの違い
2.違いが出るポイント
3.まとめ

記事タイトルにあるように、二つの表現:”like to 動詞原形”と”like 動詞ing”は、字面的には、僅かな違いしかありません。

が、実はニュアンスとしては大きな違いがあるのが、多くの英語学習者にとっては悩ましいポイントかと思います。
さっそく、ニュアンスの違いを確認しましょう!

■■ニュアンスの違い■■

● like to 動詞原形
(これから)動詞することが好ましい/動詞することを望む

 

一方

● like 動詞ing
今までの経験上)動詞することが好きである/動詞することを望む

 

いかがでしょう?
ニュアンスの違いが出るポイントは、ズバリ!

”to 動詞原形”(文法的には「to不定詞」と呼ばれます)と”動詞ing”(文法的には「動名詞」と呼ばれます)が持つニュアンスの違いにあります!

● to不定詞 = 未来志向の表現
→これからの動作について述べる場合に用いる。

 

● 動名詞 = 過去志向の表現
→過去の経験としての動作について述べる場合に用いる。

 

例)
▶to sing at Karaoke = これからカラオケで歌うこと
▶singing at Karaoke= 今までカラオケで歌ってきたこと

◆ I like to sing at Karaoke.
これからカラオケしたいな(歌いたい)な。♪
(これから歌うという行為がしたい)

 

◆ I like singing at Karaoke.
カラオケするのが(歌うことが好きなんだ。♬
(今までの経験としてカラオケで歌うという行為が好きである)

 

・How about going to Karaoke?
カラオケ行かない?
◆ I like singing at Karaoke, but I don’t like to sing today
.
(今までの経験上)カラオケで歌うことは好きだけど、今日は歌いたくはないよ。

※元気づけるつもりで誘っても、相手にはその気がない時だってありますものね💦

 

いかがでしたか?

こうした、to不定詞、動名詞がそれぞれが持つ「未来志向」「過去志向」のニュアンスの違いによって、一見似たような表現でも大きく違った意味を持つことになるんですね(^_-)-☆

■■まとめ■■

● like to 動詞原形
(これから)動詞することが好ましい/動詞することを望む

 

● like 動詞ing
今までの経験上)動詞することが好きである/動詞することを望む

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