息子たちの「マイブーム」:食虫植物編

雑記

ある日、上の子が幼稚園で見たという本に、「『パックンフラワー』=人と同じくらい大きくて、人を食べちゃう花」が載っていたらしく、

その日以来、ず~っと(約2か月間くらい)ほぼ毎日、「『パックンフラワー』を飼いたい」「本物のパックンフラワーを見たい」と言っていました。


最初のうちは、『パックンフラワー』は正式名称じゃないはずだから、ほんとの名前を本で確認しておいで、と上の子に返答していたんですが、

なかなかその本をまた見る機会がなかったようで、あまりに毎日毎日何度も何度も『パックンフラワー』を話題に出すので、次の段階へ移りました。

「ネットで調べよう!」というものです(笑)
「人ほどお大きな花」「赤い花びらで真ん中は黄色」というわずかな情報で、夫も私も、上の子と調べる事3日間(泣)。

ようやく上の子が「これ!これだよ!」という『パックンフラワー』改め(笑)、『ラフレシア』という東南アジアなどで見られる特殊な植物であることを突き止めました!(正確には花ではなく、ブドウ科の根に寄生する茎も根も葉もない『寄生植物』なんだそうです。)

残念ながらと言うべきか、有難いことにと言うべきか、この「ラフレシア」日本では、手に入らず、育てることはできない、ということで、上の子の夢は打ち砕かれた訳です。

がしかし、子どもの純粋な「興味」「熱い想い」は、親の考えや想像を超えて、目に見えない力か何かに守られて(?!)、やすやすとは打ち消されないモノなんですねぇ。。。

パックンフラワーの正体を突き止めるための3日間の検索の過程で、我が家では『パックンフラワーは、花ではなく、「食虫植物」なのではないか』という推測で調べていたことがあり、
上の子も下の子も、食虫植物という実に奇妙で、グロテスクにも感じられる姿に、みるみる夢中になっていきました(;^ω^)

パックンフラワー改めラフレシアが選択肢から姿を消すと同時に、息子たちの中では、『食虫直物を飼う(育てる)』という新たな野望がムクムクと出来上がっていたんですねぇ。。。

そこから更に1か月ほど、息子たちは食虫植物の画像を見ては、「僕はこれが飼いたい!」「僕はこっちだ!」と盛り上がり、しまいには、誕生日プレゼントで買ってほしいとまで言うほど「熱」をあげていました!

「これはもう、実物を見て観察させる価値がある『ブーム』だな」と判断し(苦笑)、
ついに子どもたちの念願を叶えるために、選ばせました!どの食虫植物を買いたい/飼いたい(笑)のか。
2日ほど悩んで決めたのが、、、

上の子 → ハエトリソウ

下の子 → ウツボカズラ

どちらも、彼らにしたら「カワイイ(*‘∀‘)」んだそうな。。。(私にはグロテスクにしか感じられませんがね💦)

毎朝、起きたら一番にまだ小さな鉢(直径5㎝ほど)の食虫植物をのぞき込んでは、『お水あげていいよね』『たっぷり?』『シュッシュ(霧吹きのこと)もしていい?!』と、聞いてきます。
結局、土の湿り具合やら、葉の状態やらを私が見ることになるので、私も毎朝グロテスクな食虫植物を見ることになっています(-_-;)

今はまだ、休眠中らしく、振動に反応したり、消化液を作り出している様子は見られませんので、
子どもたちはこれから動いて、虫を捉えて消化する様子を観察できる時期(夏)が来ることを、毎日楽しみにしながらお世話しております(*^^*)

※2021年4月 記

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