1.ニュアンスの違い
2.状況・例文で理解しよう!
3.まとめ
“need to ~””want to ~”ですが、どちらも意味としては『~したい』という表現として使われます。「いやいや、”need to ~”は『~する必要がある』でしょ!」と思っているあなた。
そんなあなたこそ、もう少しだけそっぽ向かずに読み進めてみてくださいね(^^♪
“need to ~””want to ~”ですが、とてもシンプルで、英語学習の初めの段階で出会う単語:need, wantが使われる表現なので、
教科書通りの意味として、それぞれの表現を記憶なさっている方も多いかと思います。
教科書通りですと。。。
●need to ~ = ~する必要がある
●want to ~ = ~したい
ですから、当然、それぞれの表現を使い分ける時には、
「必要」という言葉と、「したい」という言葉の違いを基準にする方も多くなるでしょう。
でも、実際は、「必要」という言葉を使わなくても「したい」という言葉で必要性を表現すること/必要性が表現される場面はたくさんありますよね。
まずはニュアンスの違いをしっかり確認しましょう!
■■ニュアンスの違い■■
→「客観的・強制的必要性」に焦点が当たった
「~したい」=「(必要に迫られて/困るから)~したい」というニュアンス。
→「主観的・任意的必要性」に焦点が当たった
「~したい」=「(困りはしないけど/そう望むから)~したい」というニュアンス。
次は、それぞれの表現の使い分けを確認してみましょう♪
■■状況・例文で確認しよう!■■
⇒【強制的な必要性】
● I need to go to the restroom.
⇒【任意的な必要性】
● I want to go to the restroom.
★いますぐ、トイレに行きたいのに、”I want to ~”と言ってしまったら。。。
恐らくその場にいるあなたのお連れ様は、「そうなの。じゃぁ、このお店見てから私と行こうよ。」なんてのんきな返答になっちゃうでしょうね(>_<)
⇒【強制的な必要性】
● I need to see a doctor.
⇒【任意的な必要性】
● I want to see a doctor.
★予防接種があるから行きたいのに”I want to ~”と言ってしまったら。。。
それを聞いた近所の方は、すごく心配して「どうしたの?どっか調子悪いの?」と聞いてくるかもしれません💦
⇒【強制的な必要性】
● I need to vacuum.
⇒【任意的な必要性】
● I want to vacuum.
★あなたの生活スタイルはどっち派ですか?こまめにお掃除できてる余裕の”want派”?それともムラのあるバタバタが多い”need派”?
私は。。。二つの折衷派(苦笑)
⇒【強制的な必要性】
● I need to have shochu, not beer.
⇒【任意的な必要性】
● I want to have shochu, not beer.
■■まとめ■■
こんな具合で、
『~したい』という表現は、時々によって、「need=強制的な必要性」を意味する場合と、「want=任意的的な必要性」を意味する場合がありますよね。
だからこそ、
●need to ~ = ~する必要がある
●want to ~ = ~したい
ではなくて、
→急を要したり、必要に迫られたりする強制的な必要性を意味する
「~したい(しなきゃ)」
→気持ち的な願望があって任意的な必要性を意味する
「~したい」
というように、違いを理解しましょう!
すると、自然にこの二つの表現の使い分けが難なくできるようになってしますよ。(^_-)-☆
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