『~してもいい』の表現4パターン”ok/let/may/can”

似たもの表現(使い分け)
■1.ニュアンスの違い
■2.例文で確認しよう!
■3.まとめ

『~してもいいですか?』『してもいいよ』という声掛けをする場面は日常的に沢山ありますよね。

日本語では、とってもシンプルであまりに日常的なフレーズなので、意識して使うこともほぼないかと思います。

ところが、

英語になると、この『~してもいいですか?』『してもいいよ』に当たる表現は複数あるので、それぞれの表現のニュアンスをここでおさえて、場面に応じた使い分けが出来るようになってしまいましょう♪

■■各表現のニュアンスの違い■■

●1.
It’s ok ~.
→100%満足は出来ないが/望ましくないけどしかたないから/許容範囲であるから
「~してもいい」。


●2.

let 人 ~.
人の意志通りにしたいことを認める/人のしたいことを妨げないという意味で、
「~してもいい」。


●3.

人 may ~.
→人に対する許可として
「~してもいい」。


●4.

人 can ~.
→人に対する提案として
「~してもいい」。

 

■■例文で確認しよう■■

それぞれの表現のニュアンスを確認した後は、例文で表現の使い方を理解してしまいましょう♪

食卓の場面で、小学校低学年の子どもがまだ食べ終わっていませんが、お風呂が沸くまでの間少しでも長くゲームをしたいので、離席したいという状況を想定してみてください(;^ω^)

子ども):

May I be excused?

(席を立っていい〈許可をくれる〉?)
『許可』としての「してもいい」

 


母親):

No, we’re still in the middle of dinner.
(だめよ。まだみんな夕飯の最中でしょ。)

10分ほどして
子ども):

Let me go!

(〈行きたいから〉行かせてよ!)
『意志を通す』こととしての「してもいい」

母親):
Not yet.
(まだだめよ。)

It’s ok that you can’t eat up because you’re stuffed but,

(お腹一杯で食べきれないのは〈仕方ないから〉いいけど、)
『ギリギリの許容範囲』としての「してもいい」

at least, you need to say “Gochiso samadeshita”, then
(少なくとも 「ごちそうさまでした」を言って、それから)

you may go.

(〈許可として〉離席していいのよ。)
『許可』としての「してもいい」

And, you can put away your plates.

(それに、自分のお皿を片付けたっていいのよ。≒片付けるべきですよ、という〈提案〉)
『提案』としての「してもいい」

いかがでしょう?上記例文でそれぞれの表現のニュアンスを掴み、使い分けてくださいね(*^^*)

 

■■まとめ■■

It is ok ~.
=(しかたないから)~してもいい。

 

let 人 do ~.
=(人の意志通りに)~してもいい。

 

人 may ~.
=(人に対する許可として)~してもいい。

 

人 can ~.
=(人への提案として)~してもいい。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました